0以外で平均値を求める（AVERAGEIF関数）｜スプレッドシートの使い方

Googleスプレッドシートで、計算範囲に0のセルがあった時に、0以外の値のみでの平均を求めたい時は、AVERAGEIF関数を使用することで、「0以外」という条件を追加して平均を求めることができます。

平均を求める時は通常AVERAGE関数を使用しますが、条件がある時にはAVERAGEIF関数を使用します。

INDEX

AVERAGEIF関数で0以外の値の平均を求める

Sample

0以外の値の平均を求める

セル範囲（B4からB13）に0点がある時、AVERAGE関数では0の値を含めて計算します。（点数合計÷人数）

計算範囲に0のセルが含まれる場合、0点以外の値だけで平均を計算したい時は以下のような数式を入力します。

1. 平均値を表示させたいセルを選択します。
（今回はセルB14）

2. =AVERAGEIF(B4:B13,"<>0",B4:B13)　と入力します。

=AVERAGEIF(B4:B13,"<>0",B4:B13)　

条件に指定した「<>0」は「0以外」の意味です。

指定したセル範囲（今回はB4からB13のデータ）内に0以外のセルは8個あり、その8つのデータの点数の平均値は「75点」とわかりました。（0以外の点数合計÷8人）

セル範囲（B4からB13）に0点がある時、AVERAGE関数では「60点」になります。
（点数合計÷10人）

AVERAGE関数、AVERAGEA関数、AVERAGEIF関数は似ていますが、以下のように使い分けることができます。

AVERAGEIF関数で指定する条件は、テキストの完全一致だけでなく、数字の条件でも使用できます。

条件指定する時によく使用される演算子と意味は以下です。