データ操作

テキストの折り返し

テキストの折り返し

Googleスプレッドシートでセルの幅に収まらない文字は、

  • はみ出す
  • 折り返す
  • 切り詰める

のどれかの表示に設定ができます。

この設定ができるのはテキストデータだけであり、
計算の答えが、セルに収まらない桁数の時(関数を入れている場合など)はエラーが表示され、はみ出しや折り返しでの表示はできません。
そのような時は、列の幅を変更して表示する必要があります。

スプレッドシートでテキストの折り返しを変更する方法

テキストの折り返し(完成例)

折り返す

折り返す設定にすると、セル幅(列幅)に合わせて自動で改行され複数行での表示になります。

1. テキストを調整したいセル、またはセル範囲を選択し、
テキストの折り返しボタン » 折り返す をクリックします。

テキストの折り返し(セル選択)

2. テキストが折り返されました。

テキストの折り返し設定後

任意の位置で改行したい時は、セル内で改行をしてください。

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切り詰める

切り詰めるに設定すると、セル幅(列幅)までは表示されますが、収まらない部分は見えなくなります。

テキストを調整したいセル、またはセル範囲を選択し、
テキストの折り返しボタン » 切り詰める をクリック

テキストを切り詰める

テキストの位置の違いによるテキストの見え方

テキストの折り返し設定を切り詰めるにしている時、テキストの横方向の位置(左揃え、中央揃え、右揃え)の違いは以下のようになります。

テキストを切り詰めて表示(配置による違い)
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はみ出す(デフォルト設定)

このはみ出すの設定がデフォルトです。

1. テキストを調整したいセル、またはセル範囲を選択し、
テキストの折り返しボタン » はみ出す をクリックします。

テキストをはみ出して表示

テキストの位置の違いによるテキストの見え方

テキストの折り返し設定をはみ出すにしている時、テキストの横方向の位置(左揃え、中央揃え、右揃え)の違いは以下のようになります。

テキストをはみ出して表示(配置による違い)

隣のセルにデータがある時は、はみ出して表示はできません。
(列幅の分だけ見えるが、それ以上は見えない)

メニューからテキストの折り返しを設定

ボタン以外に、メニューから設定することも可能です。
メニューから設定する場合は以下の順に操作します。

テキストを調整したいセル、またはセル範囲を選択し、
表示形式メニュー » テキストの折り返し » 設定したい項目をクリック

メニューからテキストの折り返し

スマホアプリでテキストの折り返し

スマートフォンのスプレッドシートアプリでの操作方法を説明します。

  1. セルを選択
  2. 書式設定ボタンをタップ
  3. セルタブ » テキストを折り返すをONにする
スマホアプリでテキストの折り返し
スマホアプリでテキストの折り返し

スマホアプリでできる設定は、

  • ON→折り返す
  • OFF→はみ出す

の切り替えのみです。