GoogleスプレッドシートのCOUNT関数(カウント関数)とは、セルの数を数えることができる関数です。
ここではスプレッドシートでの操作を解説していますが、ExcelのCOUNT関数も使い方は同じです。
COUNT関数は「数値データが入力されているセル」のみを数えます。
空欄や文字のデータのセルは数えません。
COUNT関数のようにセルを数える関数は他にも以下の関数があります。
- 数字や文字等が入力されているセルを数える時のCOUNTA関数
- 条件に一致するセルの数を数える場合はCOUNTIF関数
- 複数ある条件に一致するセルの数を数える場合はCOUNTIFS関数
- 空白セル、空欄セルを数えるならCOUNTBLANK関数
どのセルを数えたいかで使い分けましょう。
このページではCOUNT関数の使用方法を解説します。
スプレッドシートでのCOUNT関数の使い方
受験者の人数を数える(点数のセルの数を数える)
COUNT関数はカウント数(結果)を表示させたいセルに数式を入力し、数えたいセル範囲を指定します。
ここでは以下のようなテスト結果の表を例に、人数を数えるならB列の点数が入力されているセルを数えることで人数をカウントする方法を解説します。
COUNT関数はセル内に入力されている値が数字データをカウントし、テキストや空欄がセル範囲にあってもそのセルはカウントしません。
以下の例も「欠席」は数字ではなく文字列なのでカウントされません。
COUNT関数の数式の入れ方
件数を表示させたいセル(今回はセルB14)を選択し
=COUNT(B4:B13)と入力します。
=COUNT(B4:B13)
()内は、数えたいセルの範囲を選択します。
B4~B13の数値データが入っているセルの数を数える意味になります。
COUNT関数とCOUNTA関数の違い
欠席者も含めてセルをカウントする時はCOUNT関数ではなく、COUNTA関数を使用します。
COUNTA関数の使い方は以下のページで詳しく解説しています。
離れた複数のセルを数える場合の入れ方
離れたセルの範囲を選択してカウントする場合は、,(カンマ)区切りで複数の範囲を選択(入力)します。
=COUNT(B4:B13,E4:E13)
上記のように「B4~B13」と「E4~E13」という離れた2列、複数の範囲を指定してセルの数を数えることもできます。
COUNT(カウント)関数の構文
GoogleスプレッドシートのCOUNT関数は以下のように入力します。
引数 | 説明 |
---|---|
値 | 必須。数えたいセルの範囲を指定(例:A1:A10) |