数学

SUM関数の使い方|合計、集計する【図解】

SUM関数

Googleスプレッドシートでセルの値を合計足し算するにはSUM関数を使用します。

SUM関数は特に使用頻度の高い、まず最初に覚える必要がある関数です。

ここではGoogleスプレッドシートの画面で解説しますが、ExcelのSUM関数も使い方、考え方は同じなので参考にしていただけます。

条件に一致するセルの合計をしたい場合はSUMIF関数を使用してください。

合計したい:SUM関数
条件に一致するものを合計したい:SUMIF関数
で使い分けます。

例題を使って売上金額を合計するSUM関数の使い方を説明します。

SUM関数で合計値を求める

Sample

C列の売上金額の合計を出したい

SUM関数の使い方

売上の合計を求める

1. 合計を表示させたいセルを選択します。(今回はセルC9)

2. =SUM(C4:C8) と数式を入力します。

SUM関数の使い方

=SUM(C4:C8)

数式を入力したセルに合計が表示されました。

解説

( )の中は、計算対象のセルを選択します。

今回の例では、(C4:C8)としているので、C4~C8の値を合計するという意味になります。

複数のセルを指定する時は
:→「から」の意。「A1:B3」なら、A1〜B3までのセル範囲すべてが対象になります。
,→「と」の意。「A1,B3」ならA1とB3の2つのセルが対象になります。

また、関数を使用せずに足し算をすることもできます。
詳しくは以下のページで解説しています。

足し算
スプレッドシートで足し算をする方法Googleスプレッドシートで足し算する方法、計算式の入れ方を解説。セル指定で自動計算、直接数字を入力して計算、SUM関数で計算する方法があります。足し算ができない、エラーが出る場合は半角全角を確認してください。...

離れたセルの合計を求めるSUM関数の使い方

離れたセルをSUM関数で合計(足し算)したい場合は、以下のようにカンマ(,)区切りで数式を入れます。

離れたセルをSUM関数で合計する

=SUM(C4,C7,C13)

この例では『C4とC7とC13』を足すことになります。

SUM関数がエラーになる方はこちらのページの内容も確認してみてください。

エラー以外で合計(SUM関数でエラーになる)
エラー以外で合計する(SUM関数がエラーになる時)Googleスプレッドシートでエラー以外の値で合計を求める方法。計算範囲にエラーのセルがあってSUM関数で合計がエラーになってしまう時はSUMIF関数を使ってエラー以外で合計の計算ができます。...

スプレッドシートのSUM関数の構文

スプレッドシートのSUM関数の構文は次のとおりです。

=SUM(値1, [値2], [値3], …)

引数説明
値1必須。合計するセルの範囲です(例:A1:A10)
値2合計する2つ目のセルの範囲です
値3合計する3つ目のセルの範囲です

読み方:サム