データ操作

割合の推移がわかる100%積み上げ面グラフの作成方法

100%積み上げ面グラフ

割合の変化や比較する時に使われるグラフとして、100%積み上げグラフ(帯グラフ)がありますが、同様の意味で利用することが多い100%積み上げ面グラフを紹介します。

100%積み上げ棒グラフが折れ線の見た目になったグラフです。

スプレッドシートで100%積み上げ面グラフを作成する方法

Googleスプレッドシートでの100%積み上げ面グラフの作り方を説明します。

Sample

年代別の割合の比較ができるような100%積み上げ面グラフを作る

100%積み上げ面グラフ(完成例)

データの割合、内訳をわかりやすく見せたい時に使われるグラフとして、円グラフやドーナツグラフがありますが、変化や比較をしたい時に円グラフを複数並べるのは見やすいとは言えません。

比較や推移は円グラフでは表現できない

このような時にわかりやすいのは、100%積み上げ面グラフ(左)や100%積み上げグラフ(右)です。

100%積み上げ面グラフと100%積み上げ棒グラフの違い

ここでは、100%積み上げ面グラフの作成方法を説明します。

操作方法(グラフ作成)

100%積み上げ面グラフを作成する時は、下記見本のように表を作成します。

1.グラフの元データとなる表を作成

データ範囲(セルA3からD9)を選択し、
挿入メニュー » グラフをクリックし、選択した範囲のグラフを作成します。

100%積み上げ面グラフの作り方01

グラフができましたが、100%積み上げ面グラフではないグラフができる場合は、次を参考に 100%積み上げ面グラフに変更していきます。

2.グラフの種類を[100%積み上げ面グラフ]に変更する

グラフ内でダブルクリック、もしくはグラフを選択して出てくる右上のボタンから[グラフを編集]をクリックすることでグラフの編集画面が表示されます。

設定タブ » グラフの種類 » 100%積み上げ面グラフを選択します。

100%積み上げ面グラフの作り方02

3.100%積み上げ面グラフの完成

2000年、2010年、2020年での年代別の割合がわかる100%積み上げ面グラフが完成しました!

100%積み上げ面グラフの作り方03

その他のグラフ

100%積み上げ階段面グラフ

設定タブ » グラフの種類 » 100%階段面グラフを選択すれば、データごとに角ばった形の階段面グラフができます。

100%積み上げ階段面グラフ

100%積み上げ棒グラフ(帯グラフ)

面グラフはデータがすべてくっついて表現されるグラフですが、これの棒グラフバージョンが100%積み上げ棒グラフで、帯グラフとも呼ばれます。

スプレッドシートのグラフのいろいろな編集

グラフタイトルの追加・変更

カスタマイズタブ » グラフの軸とタイトル » タイトルテキスト
にタイトルとして表示したいテキストを入力します。

この画面では、タイトルのフォントサイズや色などの変更もできます。

100%積み上げ面グラフの作り方(タイトル追加)

面グラフのデータの色の変更

以下の操作でデータの色を変更することができます。

カスタマイズタブ » 系列 » データを選択し、線や色のカスタマイズができます。

100%積み上げ面グラフの作り方(色の変更)

データラベル(数値)を追加

100%積み上げ面グラフはすべてが100%のため、実数の多い少ないではなく、割合で表示されます。

そのため実数は減っているにもかかわらず、割合が増えるという場合もあり、勘違いしやすいグラフのため、実数値を表示することをおすすめします。

カスタマイズタブ » 系列 » データラベル にチェックを入れることで 表の数字がグラフのデータ部分に表示されます。

100%積み上げ面グラフの作り方(データラベル)

グリッド線の調整

軸の目盛り線(グリッド線)の間隔は以下のように変更します。

カスタマイズタブ » グリッド線 で縦軸か横軸を選択し、グリッド線の本数や色を変更

100%積み上げ面グラフの作り方(グリッド線)