Googleスプレッドシートで連続する数字を入力したい時は、SEQUENCE関数を使用します。
連続する数字の入力方法として、他にROW関数、COLUMN関数やオートフィルという機能がよく利用されます。
そのオートフィルと同じことができるのがSEQUENCE関数です。
INDEX
スプレッドシートのSEQUENCE関数の使い方
Sample
連番を入力する
SEQUENCE関数で連番を表示する
連続する数字を入れたい最初のセルに以下のような数式を入力します。
多くの関数は入力したいセルすべてに関数をコピーしますが、SEQENCE関数は先頭セルのみに入力するだけでまとめて連続する値を表示できます。
1. 連番を入力したい先頭のセルを選択します。
(今回はセルA2)
2. =SEQUENCE(10) と入力します。
=SEQUENCE(10)
縦横の複数範囲に連番を入力する
表形式で連番を入力するなら、以下のよう行数と列数を指定することで複数範囲に連続するデータを表示できます。
1. 先頭のセルを選択します。(今回はセルA1)
2. =SEQUENCE(2,5) と入力します。
=SEQUENCE(2,5)
指定した範囲(縦2行、横5列分)のセルに、連番が表示されます。
開始番号を指定して連番を入力する
連番の開始番号を指定することもできます。
以下は11から入力する例です。
=SEQUENCE(2,5,11)
増減の値を指定して入力
増分量を指定することで、降順の値を表示したり、10ずつ増加する連番などにすることもできます。
以下のように「-1」を指定すれば、1ずつ減っていく連番にすることもできます。
=SEQUENCE(2,5,10,-1)
スプレッドシートのSEQUENCE(シーケンス)関数の構文
スプレッドシートのSEQUENCE関数は以下のように入力します。
=SEQUENCE (行数,列数,開始値,増分量)
引数 | 説明 |
---|---|
行数 | 縦何行分に表示させたいかを数字で指定。 |
列数 | 横何列分に表示させたいかを数字で指定。省略可。 |
開始値 | 数字の開始値を指定。省略すると1から表示されます。 |
増分量 | いくつずつ増減させたいか。省略すると1ずつ増えます。 |
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