Googleスプレッドシートでランダムな数字を入力、ランダムなデータの表を作成する場合は、RAND/RANDBETWEEN/RANDARRAY関数を使用します。
ダミーデータの作成や、とりあえず見本で適当な数字を入れておきたい時などに使用します。
新たに入力する場合はRAND関数/RANDBETWEEN/RANDARRAY関数が便利ですが、すでに入力がされているデータをランダムに並び替えたい時は「範囲をランダム化」の機能が便利です。
- RAND関数:0以上1未満の範囲でランダムな数字を表示
- RANDBETWEEN関数:ランダムに表示する数字の範囲を指定
- RANDARRAY関数:行数、列数を指定で0以上1以上のランダムな値を複数セルにまとめて入力する
INDEX
スプレッドシートのRAND/RANDBETWEEN/RANDARRAY関数の使い方
ランダムな数字を入力する
RANDBETWEEN関数の使用例
ランダムな数字を入力したいセルに以下のような数式を入力します。
以下は50以上100以下の数字を表示する例です。
1. ランダムな値を表示させたい先頭のセルを選択します。
(今回はセルA2)
2. =RANDBETWEEN(50,100) と入力します。
3. 数式を下までコピーします。
関数を入力したセルからコピーしたいセル範囲(セルA2からセルA11)を選択し、Ctrl+Dでコピーできます。
指定した範囲(今回は50以上100以下)の数字が、数式を入力したセルに表示されます。
RAND関数の使用例
RAND関数は引数(範囲の指定)は不要で、0以上1未満でランダムな数字が表示されます。
RAND関数は小数点の数字が表示されるため、整数表示にしたい場合は、RANDBETWEEN関数を使用してください。
RANDARRAY関数の使用例
RANDARRAY関数は引数に行数と列数を指定することで、複数範囲へまとめて、0以上1以下でランダムな数字が表示されます。
上記は、縦5行、横3列の範囲にまとめて入力する例です。
スプレッドシートのRAND(ランダム)/RANDBETWEEN関数の構文
スプレッドシートのRANDBETWEEN関数は以下のように入力します。
※RAND関数は引数()内は不要です
引数 | 説明 |
---|---|
下限 | 表示させる数字の下限。 |
上限 | 表示させる数字の上限。 |
スプレッドシートのRANDARRAY関数の構文
スプレッドシートのRANDARRAY関数は以下のように入力します。
指定したセル範囲に0以上1以下のランダムな値が入ります。
引数 | 説明 |
---|---|
行数 | 表示させたい分のセルの行数範囲。 |
列数 | 表示させたい分のセルの列数範囲。 |