シート操作

スプレッドシートの印刷、印刷範囲を設定

印刷設定

Googleスプレッドシートの印刷の仕方、印刷範囲の設定余白の設定を解説します。

印刷設定では以下のような様々な設定ができます。

  • 印刷する範囲
  • 用紙の設定(サイズ、向き、拡大、余白、改ページなど)
  • 印刷形式(配置や順序など)
  • ヘッダーとフッター

範囲やサイズの調整で1枚の用紙に収めて印刷したり、グリッド線(セルの境界線)を印刷したり、好きな位置で改ページしたりできます。

スプレッドシートの印刷設定

印刷設定 1/2 最初の画面

印刷に関する設定画面の表示は以下です。

印刷したいスプレッドシートを開き、
ファイルメニュー » 印刷をクリック

ファイルメニューから印刷

印刷する範囲

印刷する範囲は以下の3つから選択することができます。

  1. 現在のシート
  2. ワークブック
  3. 選択中のセル

それぞれの違い、設定詳細は以下を参考にしてください。

①現在のシートを印刷

現在開いているシートのみ印刷します。

印刷範囲(現在のシート)

②ワークブックを印刷

ワークブックを選択した場合、すべてのシートをまとめて印刷することができ、印刷したくないシートを除外することもできます。

ワークブックを選択 » 印刷範囲で不要なシートのチェックを外す » 適用ボタン

印刷範囲(ワークブック)

③選択中のセルのみ印刷

グラフだけ、表だけなど、特定の範囲のみを印刷したい時は、設定前に範囲を選択してから設定をします。

印刷範囲を選択 » ファイルメニュー » 印刷 » 選択中のセルを選択

印刷範囲(選択中のセル)

用紙の設定

用紙サイズを変更する

印刷する用紙のサイズを一覧から選択します。

また、カスタムサイズで任意のサイズを直接数字で指定することも可能です。

印刷の用紙サイズ

用紙を縦にする、用紙を横にする

印刷設定(用紙の向き)

倍率(スケール)

拡大印刷、縮小印刷は、スケールの設定で指定します。

用紙に合わせる以外に、倍率での指定もできます。

1枚に収めて印刷したい時などによく使う設定です。

印刷設定(スケール・拡大縮小)

余白

標準、狭い、広いの選択肢以外にも、カスタム数値で任意の数字で余白の幅を指定することができます。

印刷設定(余白)

■カスタム数値の画面

印刷設定(余白をカスタム数値で指定)

改ページ

改ページとは、複数の用紙にわけて印刷する時に、どの位置で用紙が切り替えるかの位置を調整する設定です。

カスタムの改ページを設定の項目をクリックすると設定画面に切り替わります。

改ページ

点線が用紙の切り替わり位置です。
点線をドラッグ操作で移動して改ページの位置を変更します。

改ページ(設定方法)

上記のように、表とグラフの間で改ページするようにすると、以下のように印刷されるイメージです。

改ページ(分割イメージ)

印刷形式

印刷形式では、以下のような項目が設定できます。

  • グリッド線メモを印刷するか
  • ページの印刷順序
  • 配置
    水平:左・右・中央の横位置での配置を選択できます
    垂直:上・下・中央の縦位置での配置を選択できます

グリッド線の印刷

グリッド線(セルの境界線)を印刷するかどうかチェックのON/OFFで切り替えます。

印刷設定(グリッド線)

メモの印刷

スプレッドシートにメモを追加している場合、メモをを印刷するかどうかチェックのON/OFFで切り替えます。

印刷設定(メモ)

印刷順序

印刷が複数枚になるとき、どの順で印刷するかを切り替えます。

印刷順序

配置

用紙に対して、データをどこに配置するかを指定できます。

水平:横方向の位置
垂直:縦方向の位置

印刷設定(配置)

■各配置の例

印刷設定(配置の例)

ヘッダーとフッター

ヘッダーとフッターでは用紙の上下の余白部分にタイトルや日付などの情報を追加したい時に使用します。

ヘッダー:用紙の上
フッター:用紙の下

ヘッダー、フッターに表示させる項目の選択

チェックをONにするだけで、以下の項目を簡単に追加することができます。

  • ページ番号
  • ワークブックのタイトル
  • シート名
  • 現在の日付
  • 現在の時間
ヘッダーとフッター

カスタム欄の編集

使用頻度の高いものは予め用意されている項目のチェックで追加できますが、任意のテキストを入れたい時、入れる位置を変えたい時はカスタマイズができます。

ヘッダーとフッター(カスタム欄を編集)

固定行を繰り返す

表見出しを固定してスクロールしてもずっと表示させておくことができる「行の固定」という機能があります。
その機能を利用して、印刷する範囲が複数枚にわたる場合でもすべての用紙に見出しが印刷されるようにすることができます。

印刷設定(固定行を繰り返す)
見出しの行や列を固定
【行や列の固定】1行、2行、3行以上など複数行の固定、枠の固定、固定の解除Googleスプレッドシートでスクロールで消えないように行や列を固定しておく方法、固定の解除方法を解説。スクロールしても見出しを常に表示させておくことができる便利な機能です。...

印刷設定 2/2 画面続き

各種設定が終わったら右上の次へをクリックし、プリンタに関する設定に移ります。

印刷設定(次へ)

次の画面では、以下のような設定ができます。

  • 送信先
  • ページ
  • 部数
  • カラー
  • 詳細設定
印刷設定

詳細設定画面では、片面印刷/両面印刷や質の指定ができます。

印刷設定

すべての設定が終わったら、印刷ボタンをクリックして印刷しましょう。

スマホアプリで印刷設定

スマートフォンのスプレッドシートアプリでは、印刷の実行のみ可能で、用紙や予約など印刷に関する設定はできません。

印刷の実行手順は以下です。

  1. スプレッドシートを開いた状態でボタンをタップ
    (Androidはボタン)
  2. 共有とエクスポートをタップ
  3. 印刷をタップ
  4. プリンタの選択、部数と範囲を指定

スマホアプリで印刷設定
スマホアプリで印刷設定
スマホアプリで印刷設定
スマホアプリで印刷設定
スマホアプリで印刷設定
スマホアプリで印刷設定