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複合グラフとは?
売上データと前年比(%)など、単位の異なるグラフを1つにまとめたグラフは複合グラフと呼ばれます。
売上の比較は棒グラフ、前年比は折れ線グラフなどで1つのグラフにまとめる場合は、売上の単位を見るための数値軸と、前年比の単位の数値軸の2軸で作成する必要があります。
このように単位の異なるデータをまとめたグラフを作成したい時、左右両方に数値軸を表示させた2軸のグラフの作成方法をご説明します。
スプレッドシートで前年同月比の複合グラフの作成する方法
Googleスプレッドシートで前年同月比がわかる複合グラフの作り方を説明します。
複合グラフで売上の前年同月比をわかりやすく作りたい
1.グラフの元データとなるデータ(表)を作成
前年と比較する(同じ月を並べる)場合、上記見本のように縦に「月」、横に前年と後年のデータを並べます。
データを選択し、挿入メニュー » グラフをクリックすると選択した範囲のグラフが作成されます。
グラフができましたが、思ったとおりのものができなかった場合は、完成例と同じになるように、部分修正をしていきます。
2.グラフの種類を[複合グラフ]に変更する
グラフ内でダブルクリック、もしくはグラフを選択して出てくる右上のボタンから[グラフを編集]をクリックすることでグラフの編集画面が表示されます。
設定タブ » グラフの種類 » 複合グラフをクリックします。
3.折れ線になってしまった2018年のデータを[縦棒]に変更する
棒と折れ線の複合グラフができましたが、
・2017年が棒グラフ
・2018年が折れ線グラフ
・前年比が折れ線グラフ
となってしまいました。
今回は「2017年売上」と「2018年売上」が棒グラフにしたいので、折れ線になってしまった「2018年売上」のみを選択し縦棒グラフに戻し、2017年売上の横に並べていきたいと思います。
2018年売上のグラフ(赤の折れ線グラフ)をダブルクリックすることでこのデータ部分の詳細がグラフの編集画面に表示されます。
※データがうまく選べない場合は、カスタマイズタブ » 系列 » 2018年 売上をクリックで選択できます。
種類 » 折れ線を、『縦棒』に変更します。
4.見えない前年比の折れ線グラフを見えるように調整する
売上が縦棒グラフ、前年比が折れ線グラフの「複合グラフ」が完成しましたが、折れ線グラフが見えない状態なので調整していきます。
前年比は%表示で、売上とは単位が異なりますので、%表示用の軸を右に作成します。
グラフの編集画面で、以下を設定します。
・カスタマイズタブ » 系列 » 『前年比』
・カスタマイズタブ » 系列 » 軸 » 『右軸』
同月の売上が縦棒グラフ、前年比が折れ線グラフの複合グラフが完成しました!
スプレッドシートのグラフを編集する(凡例、軸、色)
凡例の位置を変える
カスタマイズタブ » 凡例 » 表示したい場所を選ぶ
軸の範囲(最小値、最大値)を変える
カスタマイズタブ » 縦軸 » 最小値、最大値を入れる
※上に空きを作りたい場合は、現在の最大値より大きい数値を入れます。
グラフの色を変更する
・カスタマイズタブ » 系列 » 変えたいグラフの要素を選択
・色で変えたい色を選択