Googleスプレッドシートで指定した値の範囲内かを調べる時は、ISBETWEEN関数を使用します。
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スプレッドシートで指定した範囲内の値かどうかを判断する
Sample
A列のセルの値が「2から5の範囲内か」を判断する
ISBETWEEN関数の使い方
A列の値が2~5の範囲内かどうかを判断するには以下のような数式を入力します。
ISBETWEEN関数は、指定範囲内にあるかどうかを判断する関数のため、
範囲内の場合は「TRUE」、範囲外なら「FALSE」が表示されます。
1. 判断結果を表示させたいセルを選択します。
(今回はセルE2)
2. =ISBETWEEN(A2,C2,D2) と入力します。
=ISBETWEEN(A2,C2,D2)
「3」は「2~5」の範囲内なので結果はTRUEと表示されました。
時間の場合
値が時間の判断も同様に、指定した範囲内の時間かどうか判断することができます。
2行目はTRUEなので「範囲内」、3行目はFALSEなので「範囲外」と判断できます。
比較する値が最小値、最大値と同じ値の時のオプション
比較する値が、最小値もしくは最大値と同じ値だったとき、
- 「最小値以上」なのか「最小値より大きい」
- 「最大値以下」なのか「最大値未満」
のどちらで判断するかオプションで指定することができます。
2行目、4行目の例ではオプションを省略しているためTRUE扱いとなり、
「比較する値が2以上5以下かどうか」の判断になります。
→判定はTRUE(範囲内である)
3行目、5行目の例ではオプションでFALSEをしているため、
「比較する値が2より大きく5より小さいかどうか」の判断になります。
(同じ値は範囲に含まない)
→判定はFALSE(範囲内ではない)
スプレッドシートのISBETWEEN関数の構文
スプレッドシートのISBETWEEN関数は以下のように入力します。
=ISBETWEEN(比較する値,最小値,最大値,[最小値を含む],[最大値を含む])
引数 | 説明 |
---|---|
比較する値 | 対象となる値を入力するかセルを選択。 |
最小値 | 判断したい範囲の最小値を入力するかセルを選択。 |
最大値 | 判断したい範囲の最大値を入力するかセルを選択。 |
最小値を含む | 省略可。FALSEを指定すると最小値と同じ値だった時に含まない判断。 |
最大値を含む | 省略可。FALSEを指定すると最大値と同じ値だった時に含まない判断。 |