Googleスプレッドシートで重複を除外したデータの件数を数えるCOUNTUNIQUE関数があります。
これに条件を追加できる関数がCOUNTUNIQUEIFS関数です。
条件に該当するデータから重複を除いて数を数える関数です。
類似の機能や関数には以下のようなものがあります。
- 重複を削除したい:重複の削除、UNIQUE関数
- 重複を除いた件数をカウントする:COUNTUNIQUE関数
- 条件に合うデータのセルをカウントする:COUNTIF関数、COUNTIFS関数
INDEX
スプレッドシートのCOUNTUNIQUEIFS関数の使い方
Sample
単価が350円以上の商品の種類を数える
条件に該当するデータから重複を無視して件数を数える
上記の表には同じ商品が入力されているため商品と単価が重複しているデータが複数あります。
C列の単価が¥350以上という条件で重複を除外した件数を表示するには以下のような数式を入力します。
1 件数を表示したいセルを選択します(今回はセルG4)
2 =COUNTUNIQUEIFS(B4:B13,C4:C13,">=350") と入力します。
=COUNTUNIQUEIFS(B4:B13,C4:C13,">=350")
指定した条件(「C4からC13」のセルが¥350以上)に該当するデータの指定したセル範囲(今回はB4からB13のセル範囲)での重複を削除した件数が、数式を入力したセルに表示されます。
B列を範囲に指定することで「商品名」で重複かどうかを判別して数を数えているため、もしも単価が同じだけど違う商品名があれば重複にはなりません。
重複を除外したデータの件数を数えるCOUNTUNIQUE関数重複しているセルがあるデータから、重複を除外した件数を数えるGoogleスプレッドシートのCOUNTUNIQUE関数の使い方。今まで重複削除やUNIQUE関数で重複なしのデータを作成してから数えていたことが、COUNTUNIQUE関数だけで重複なしの件数カウントができます。...
スプレッドシートのCOUNTUNIQUEIFS(カウントユニークイフエス)関数の構文
スプレッドシートのCOUNTUNIQUEIFS関数は以下のように入力します。
=COUNTUNIQUEIFS(範囲,条件範囲1,条件1...)
引数 | 説明 |
---|---|
範囲 | 重複を除いてカウントしたい範囲。 |
条件範囲 | 条件を判別するセルの範囲です(例:A1:A10)。 |
条件 | 上記「条件範囲」で指定した範囲から何を探したいか、の条件をここで指定します。 数値、テキスト、日付、論理式、セル参照を指定できます。 |