Googleスプレッドシートで重複を削除する場合は、UNIQUE関数を使用します。
UNIQUE(ユニーク)関数は、選択した範囲のデータから重複を削除したデータを抽出しリストを作成します。
2019年より関数を使わずに重複を削除する機能「重複の削除」が登場しました。
頻繁に更新されてリアルタイムで変更するデータが必要な場合は、UNIQUE関数が便利ですが、更新頻度が高くない時は「重複の削除」が便利です。
INDEX
スプレッドシートのUNIQUE関数の使い方
Sample
重複を削除した社員表を作りたい
A、B列での重複を削除する場合
範囲「A4からB13」から重複を削除するには以下のような数式を入力します。
1 重複のないリストを抽出したいセルを選択します(今回はセルD4)
2 =UNIQUE(A4:B13) と入力します。
指定したセル範囲(今回はA4からB13のセル範囲)での重複を削除した結果が、数式を入力したセル以降に表示されます。
すべての項目で重複を削除する場合
3列すべての項目が同じデータを削除した結果を表示させる場合は、範囲で3列すべてを選択します。
数式
=UNIQUE(A4:C13)
[活用方法]重複のないデータの件数を数える
重複のないデータの件数を数える場合には以下のようにCOUNTA関数を組み合わせることで件数を求めることができます。
数式
=COUNTA(UNIQUE(A4:B13))
スプレッドシートのUNIQUE(ユニーク)関数の構文
スプレッドシートのUNIQUE関数は以下のように入力します。
=UNIQUE(範囲)
引数 | 説明 |
---|---|
範囲 | 対象となるデータ範囲を選択。 |