Googleスプレッドシートでデータの並び替えをする場合は、SORT関数を使用します。
SORT(ソート)関数は、指定した範囲のデータを、別の場所に並び替えて出力します。
頻繁に更新されてリアルタイムでデータを見たい場合は、SORT関数が便利ですが、更新頻度が高くない時は「並べ替え」機能でデータそのものを並び替える方が便利です。
スプレッドシートのSORT関数の使い方
Sample
商品管理表を単価の降順に並べ替える
単価の降順で並べ替えて表示する
範囲「A2からD8」を単価の降順で並べ替えるには以下のような数式を入力します。
1. 並べ替えたデータを表示させたいセルを選択します。
(今回はセルF2)
2. =SORT(A2:D8,4,FALSE) と入力します。
指定したセル範囲(今回はA2からD8のデータ)を指定した列を基準に並び替えた結果が、数式を入力したセル以降に表示されます。
- 昇順:TRUE
- 降順:FALSE
並び替えの昇順、降順の指定は上記のようにTRUEかFALSEで指定します。
単価の降順で並べ替え、同額なら在庫の降順で表示する
並び替えたデータに同じ金額が複数存在する時に、同額内でさらに何順で並べ替えるかを更に条件を指定することができます。
数式
=SORT(A2:D8,4,FALSE,3,FALSE)
スプレッドシートのSORT(ソート)関数の構文
スプレッドシートのSORT関数は以下のように入力します。
=SORT(範囲,並び替える列,昇順,並び替える列2,昇順2・・・)
引数 | 説明 |
---|---|
範囲 | 対象となるデータ範囲を選択。 |
並び替える列 | 選んだ範囲内で、並べ替える基準にする列の番号を入れます。 |
昇順 | 昇順ならTRUEを指定、降順ならFALSEを指定します。 |