時間(時刻)から【分】の部分だけを取り出したい場合は、MINUTE関数を使用します。
ここではGoogleスプレッドシートでの画面で解説しますが、Excelでも使い方は全く同じなので参考にしていただけます。
時間に関する関数では時を求めるMINUTE関数以外に、【時】を取り出すHOUR関数、【秒】を取り出すSECOND関数があります。使い方は同じでそれぞれ時、分、秒のどこの部分を取り出すかの違いです。
このページではそれらの時間に関連する関数の中から、【分】部分を取り出すMINUTE関数の使用方法、使用例を解説します。
MINUTE関数の使い方
表示させたいセルに数式を入れる
結果を表示したいセルに以下のような数式を入れます。(今回はセルC2に入れる)
セルA2の【分】部分である「55」が別のセルC2に表示されます。
=MINUTE(A2)
( )の中には【時刻】を入力、または【時刻が入力されているセル】を選択します。
上記の例では、【セルA2】の時刻を使用した例です。
時間に関する関数
これらの関数を使用することでタイムカードやアクセスログのような時刻が記録されたデータを分単位で集計することができます。
また、時・分・秒がバラバラな状態から時刻を作る(時分秒をまとめる)時はTIME関数を使用することで時刻データを作成することができます。
スプレッドシートのMINUTE関数の構文
スプレッドシートのMINUTE関数は以下のように入力します。
=MINUTE(時刻)
引数 | 説明 |
---|---|
時刻 | 分を抽出するための起点となる時刻データを指定。 |