滝グラフ(ウォーターフォールチャートとも呼ばれる)は、データの増減をわかりやすく可視化したグラフです。
最初から最後までの間で、どの程度増えたか減ったかがわかりやすいグラフです。
INDEX
スプレッドシートで滝グラフを作成する方法
Googleスプレッドシートでの滝グラフ(ウォーターフォールチャート)の作り方を説明します。
収益とそれぞれの費用の支払い状況がわかり、最終的にどの程度になったかがわかるような滝グラフを作る
積み上げ棒グラフのそれぞれのデータをバラバラにして、段階的にデータの増減をわかりやすくしたグラフが滝グラフ(ウォーターフォールチャート)です。
ここでは、滝グラフ(ウォーターフォールチャート)の作成方法を説明します。
操作方法(グラフ作成)
滝グラフを作成する時は、下記見本のように表を作成します。
1.グラフの元データとなる表を作成
データ範囲(セルA3からB6)を選択し、
挿入メニュー » グラフをクリックし、選択した範囲のグラフを作成します。
滝グラフではないグラフができる場合は、次を参考に グラフの種類を滝グラフに変更していきます。
2.グラフの種類を[滝グラフ]に変更する
グラフ内でダブルクリック、もしくはグラフを選択して出てくる右上のボタンから[グラフを編集]をクリックすることでグラフの編集画面が表示されます。
設定タブ » グラフの種類 » 滝グラフを選択します。
3.滝グラフの完成
収益を基準として、データの増減の要素が表示され、最終的な小計がどのくらいになったかがわかる滝グラフが完成しました!(小計は自動で表示されます)
スプレッドシートの滝グラフのいろいろな編集
グラフタイトルの追加・変更
カスタマイズタブ » グラフの軸とタイトル » タイトルテキスト
にタイトルとして表示したいテキストを入力します。
この画面では、タイトルのフォントサイズや色などの変更もできます。
滝グラフのデータの色の変更
以下の操作でデータの色を変更することができます。
カスタマイズタブ » 系列 » データを選択し、それぞれのデータにつける名前や色のカスタマイズができます。
データラベル(数値)を追加
カスタマイズタブ » 系列 » データラベル にチェックを入れることで 表の数字がグラフのデータ部分に表示されます。
小計を削除する
データの増減後、最終的にデータがいくつになるか小計が一番右にデータが自動で加わりますが、不要な場合は以下の操作で削除ができます。
カスタマイズタブ » 系列 » シリーズの最後の値の後に小計を追加する のチェックを外す
データがすべてプラス(正)の場合
減少する値がなく、数字がすべて正の値の場合、データは増えていくため、以下のような階段状にデータが増えて、最終的に合計(小計)がいくつになるかがわかるようなグラフになります。
積み上げ棒グラフでも同様の表現が可能ですが、段階的に増えるような場合は1本にまとめる積み上げ棒グラフよりも滝グラフが適切です。