論理

1つでも条件が一致するかを調べるOR関数

OR関数

Googleスプレッドシートで複数の条件の1つでも満たすか、満たさないかを判別したい場合は、Excel同様、OR関数を使用します。

また、複数条件のすべて満たすかどうかの判断の場合は「AND関数」を使用してください。

GoogleスプレッドシートのOR関数の使い方

OR条件とAND条件の違い

OR:複数条件どれか1つでも当てはまるもの
AND:複数の条件をすべて満たしているもの

ORの定義

OR関数の使い方を以下の例で解説します。

Sample

1回目、2回目、どちらか1回でも平均点を超えたかどうかを判別したい

OR関数の使い方(完成例)

[解説]

  1. 答えを表示したいセルE4を選択します。
  2. 次のような数式を入力します。
数式

=OR(C4>=C14,D4>=D14)

2つの条件どちらか1つでも満たしていれば(もちろん両方でも)「TRUE」、どの条件も満たしていない場合は「FALSE」が表示されます。

OR関数の使い方

便利な使い方(IF関数とOR関数のネスト)

IF関数と組み合わせて結果の表示を変える

結果がTRUE/FALSEだとわかりにくいため、通常はIF関数と組み合わせて使用します。

Sample

どちらか1回でも平均点を上回った場合は「○」、どちらも満たさない場合は「追試」と表示させたい

IF関数とOR関数のネスト


[解説]

  1. 答えを表示したいセルE4を選択します。
  2. 次のような数式を入力します。
=IF(OR(C4>=C14,D4>=D14),"○","追試"))
IF関数とOR関数のネスト

GoogleスプレッドシートのOR関数とは

関数の構文

GoogleスプレッドシートのOR関数の構文は次のとおりです。

=OR(論理式1, [論理式2]...)

読み方:オア

引数説明
論理式11つ目の条件をいれます。
論理式22つ目の条件をいれます。