Googleスプレッドシートでテキスト(文字列)と認識されている数字を正しく数値に変換したい時は、VALUE関数を使用します。
見た目は数字だけど数字として認識されない(文字列として認識される)場合があります。
- テキストデータ:計算できない
- 数値データ:計算できる
数字が「テキスト」として認識されているデータは計算することができません。
そのような時にVALUE関数で文字列と認識されてしまった数字を、正しく数字データに変換することができます。
※以下のような操作の時に数字がテキストとして認識されることがあります。
・セルから一部の数字をLEFT関数などを使用して抽出
・別ファイルからデータを貼り付けた時など
文字列と認識されて正しく計算できない値を数字データに変換する
Sample
文字列として認識されて計算できないB列のデータを数値データに変換する
計算ができない理由
今回の例ではB列の数字をSUM関数で足し算していますが、合計が「0」となり正しく計算ができていません。
B列に入力されている値は数字に見えますが、書式を確認すると「書式なしテキスト」として認識されており、正しく計算ができない状態です。
このように数字が正しく数字として認識されていないデータを数字として変換するのがVALUE関数です。
VALUE関数の使い方
1. 数字に変換後の値を表示させたいセルを選択します。
(今回はセルD2)
2. =VALUE(B2) と入力します。
=VALUE(B2)
参考例
スプレッドシートに入力したデータでは、日付や金額など様々な表示方法がありますが、VALUE関数を使用するとそれぞれ以下のような結果になります。
スプレッドシートのVALUE関数の構文
スプレッドシートのVALUE関数は以下のように入力します。
=VALUE(テキスト)
引数 | 説明 |
---|---|
テキスト | 対象となるテキスト(数字)を入力するかセルを選択。 |