2つの文字列が同じか判断するEXACT関数

Googleスプレッドシートで2つのデータが等しいかどうかを調べる場合は、EXACT関数を使用します。

EXACT（イグザクト）関数は、2つのセルのデータが同じかどうかを判別します。

関数を使用せずに比較する方法や、IF関数などでも等しいかどうかを判別することはできますが、IF関数はアルファベットの大文字小文字は区別しません。
そのため「A」と「a」を同じと判断します。

EXACT関数は大文字小文字も区別するため「A」と「a」を別と判断します。

スプレッドシートのEXACT関数の使い方

2つのセルの文字が同じかどうかを判別する

A列とB列のデータが同じかどうか判断するには以下のような数式を入力します。
同じ場合は「TRUE」、異なる場合は「FALSE」が表示されます。

1. 判断結果を表示させたいセルを選択します。
（今回はセルC2）

2. =EXACT(A2,B2)　と入力します。

結果が「TRUE」と表示されたため、この2つの文字列は同じ文字だということがわかります。

EXACT関数以外に2つのセル（文字列）が同じか判別する方法

EXACT関数以外で、2つのセルを比較して同じか判断する方法を2つご紹介します。

しかしこれらはEXACT関数と違い、アルファベットの大文字と小文字の違いは区別しないため、EXACT関数とは結果が異なります。

数式で判断

結果を表示したいセル（今回はセルC2）を選択し、以下の数式を入力します。

IF関数で判断

結果を表示したいセル（今回はセルC2）を選択し、
以下のような数式を入力します。

EXACT関数と数式での結果の違い

EXACT関数と、数式で判断した場合、以下のように結果が異なります。

EXACT関数が、大文字や小文字、スペースの有無まで正確に判断するのに対し、
数式では、大文字小文字が混在していても同じ文字として認識します。

スプレッドシートのEXACT(イグザクト)関数の構文

スプレッドシートのEXACT関数は以下のように入力します。

引数	説明
文字列1	対象となるテキストを入力するかセルを選択。
文字列2	文字列1と比較したいテキストを入力するかセルを選択。