多くのグラフは縦軸と横軸の2軸で構成されていますが、バブルチャートは縦軸・横軸・サイズの3軸で分析ができるため、データ分析などでよく使用されるグラフです。
データの分布を見るときに使われるグラフとして散布図がありますが、散布図はそれぞれのデータは点です。
データを点ではなくのバブルのサイズで値の比較ができるのがバブルチャートです。
スプレッドシートでバブルチャートを作成する方法
Googleスプレッドシートでのバブルチャートの作り方を説明します。
国ごとの人口、面積、人口密度が比較できるバブルチャートを作る
操作方法(グラフ作成)
最初に説明したとおり、バブルチャートはX軸、Y軸、バブルサイズの3軸で構成されたグラフとなるため、3軸にあたる部分の数値データが必要です。
バブルチャートを作成する時は、下記見本のように、
- X軸の数値データ(人口)
- Y軸になる数値データ(面積)
- バブルのサイズになるデータ(人口密度)
の3つのデータを左から順に並ぶように表を作成します。
1.バブルチャートの元のデータの表を作成
データ範囲(セルA1からD6)を選択し、
挿入メニュー » グラフをクリックして、選択した範囲のグラフを作成します。
グラフができましたが、バブルチャートではないグラフができるので、これをバブルチャートに変更していきます。
2.グラフの種類を[バブルチャート]に変更する
グラフ内でダブルクリック、もしくはグラフを選択して出てくる右上のボタンから[グラフを編集]をクリックすることでグラフの編集画面が表示されます。
設定タブ » グラフの種類 » バブルチャートをクリックします。
グラフがバブルチャートに変わりました。
横軸に人口、縦軸に面積のバブルチャートができましたが、バブルのサイズが同じなので、サイズの大きさに人口密度のデータを指定していきます。
3.バブルのサイズとなるデータの指定
設定タブ » サイズ » データの右にあるボタン » 人口密度をクリックで選択することで、各国の人口密度の数字がサイズの大きさに変わります。
バブルチャートのいろいろな編集
タイトル、軸ラベルの追加、変更
以下のメニューからグラフのタイトル、縦軸や横軸のタイトルラベルの追加や変更ができます。
カスタマイズタブ » グラフの軸とタイトル » 項目を選択 » タイトルテキスト
にタイトルとなるテキストを入力します。
バブルの色を変える
以下のメニューからバブルの色を変更することができます。
カスタマイズタブ » 系列 » データを選択し、色を指定
凡例の変更、削除
以下のメニューから凡例の削除や位置の変更、テキストの色やサイズをカスタマイズすることができます。
カスタマイズタブ » 凡例 » 位置