テキスト

テキスト、セルを分割するSPLIT関数

SPLIT関数

Googleスプレッドシートでテキストやセルを分割する場合、主に下記の2つの方法があります。

  1. テキストを分割する機能(テキストを列に分割)を使う
  2. SPLIT関数を使う

頻繁に更新されてリアルタイムでデータを見たいときは、SPLIT関数が便利ですが、更新頻度が高くない時、1回限りの作業の場合は「テキストを列に分割」機能でテキストをセルに分割する方が便利です。

このページではSPLIT関数でテキストを分割する方法を説明します。

スプレッドシートのSPLIT関数の使い方

Sample

1つのセルに入っている氏名を名字と名前でセルを分ける

SPLIT関数の使い方(完成図)

スペースでセルを分ける

名字と名前の間にあるスペースで別々のセルに分けるには以下のような数式を入力します。

分割後のテキストを表示させたいセルを選択し(今回はセルC4)、以下のような数式を入力します。

SPLIT関数の使い方(スペースで区切る)

=SPLIT(B4,”,”) 

スペース部分でテキストを分割し、別のセルにわけることができました。

/(スラッシュ)でわける

/(スラッシュ)部分でセルをわけたいときは、分割後のテキストを表示させたいセル(今回はセルB2) に、以下のような数式を入力します。

SPLIT関数の使い方(スラッシュで区切る)

=SPLIT(A2,”/”)

,(カンマ)でわける

,(カンマ)部分でセルをわけたいときは、分割後のテキストを表示させたいセル(今回はセルB2) に、以下のような数式を入力します。

SPLIT関数の使い方(カンマで区切る)

=SPLIT(A2,”,”)

スプレッドシートのSPLIT(スプリット)関数の構文

スプレッドシートのSPLIT関数は以下のように入力します。

=SPLIT(テキスト,区切り文字,各文字での分割,空のテキストを削除)
引数説明
テキスト対象となるテキストが入力されているセルを選択。
区切り文字 どの部分で分割したいか、記号や文字などを入力します。
各文字での分割省略化。
TRUEかFALSEを指定。
区切り文字が2文字以上の場合、
TRUEだと1文字ずつ個々で区切ります。 FALSEは、1つの単語として扱います。
空のテキストを削除省略化。
TRUEかFALSEを指定。
TRUE:区切り文字が連続したら1文字扱いとして区切ります。
FALSE:指定した区切り文字が連続したら、空のセルが入ります。